【ヨガ初心者向け】戦士のポーズ『ヴィラバトラーサナ2』の効果とやり方を徹底解説
ヨガの立位の中で代表的なポーズとも言える『ヴィラバドラーサナ2』ヨガのレッスンを受けたことのある方なら、誰でも一度は挑戦したことがあるポーズではないでしょうか?
両足を前後へと大きく開き、しっかりと大地を踏み締め遠くを見つめるこのポーズでは、心を強く持とうとする力強さを感じられますね。
今日は、そのヴィラバードラーサナ2についてポーズの入り方からバリエーションの解説を行うと共に、どなたでも快適にポーズを行えるような軽減方までお伝えして行きたいと思います。
この記事のポイント
- 戦士のポーズ2のやり方/効果
- 戦士のポーズ2のコツ/軽減法
- 戦士のポーズ2のまとめ
Naomi
Yoga instructor
プロフィール
横浜市で元気に暮らしているママさんインストラクターのNaomiです!
元気いっぱいに笑顔をお届けしながら、対面レッスンからオンラインレッスンまで幅広くレッスンをしております♪
日々の暮らしの中でも、色々な事が起こりますがヨガに助けられ、ヨガに支えられて生きています。
一人でも多くの方にヨガの楽しさをお伝えできれば幸いです♪
戦士のポーズ2/ヴィラバトラーサナ2の構成要素と効果
呼び方 | ・日本語:戦士のポーズ2 ・サンスクリット語:ヴィラバドラーサナ2 ・英語:ウォーリア2 |
構成要素 | ・立位 ・左右非対称外旋立位 ・ヒップオープナー ・肩関節外転/外旋 |
効果 | ・下半身の強化 ・股関節の柔軟性UP ・ウエストの引き締め ・集中力UP ・力強さを引き出す |
ポーズを取る上での注意点 | ・膝に痛みがある方は、踏み込んだ際に足首よりも膝が前に出ないよう注意する ・首に痛みや違和感のある方は、指先側を向くことを避けましょう。 |
難易度 | ★の数で五段階 ★★★ |
戦士のポーズ2/ヴィラバトラーサナ2のやり方・効果
効果
- 下半身の筋力UP:マットを前後に引き裂くように、下半身を強く使うことで大臀筋や内転筋群は引き締められ、
足の外側に意識を向ける事でふくらはぎの筋肉や前脛骨筋は足首の安定を図り、しっかりと強い下半身へと導く事が
出来ます。
- 集中力のUP:全身のアライメントを内観して見る事で(しっかりと両足に対し均等に体重が乗っているかなど)
足先から頭頂、指先まで意識を向け、力強い眼差しで思考を安定させる練習になるポーズです。
やり方
・マットを横に使いタダーサナ(山のポーズ)で立ちます。
・両手を肩の高さに広げ、手首の下に足の外くるぶしが来る位置まで、両足を大きく広げます。
・右の足をくるっと90度外側へ開き、左の足を45度内向きにします。
・両手を腰に添え、吸う息で頭頂高く引き上げます。
・吐く息で右足膝の下に踵の位置まで踏み込みます。
・次の吸うタイミングで、両手肩の高さに広げ目線を右手の指先へ向けます。ここで3呼吸。
・吸う息で右膝を伸ばし、両手を腰へ置き、両方のつま先を正面へ向け、同様に反対側を行います。
ヴィラバトラーサナ2の深め方と軽減法
コツ
- 後ろ側の足(小指側)が床から浮きやすいので、しっかりと小指側で踏み締める意識で行う事で姿勢をより安定させる事が出来ます。
- 骨盤が前傾し、腰が反りやすいポーズですので、しっかりと腹部に力を入れて、お尻の穴を床へ向けるように骨盤を真っ直ぐ立たせるように行います。
軽減法
・前後の足を置く場所をマットの端と端にするなど、土台を広く使う事で安定してポーズをとる事が出来ます。
・膝の真下に踵をおくと膝に負担がかかる場合は、膝を少し緩める選択をしてみましょう。
まとめ
戦士のポーズ2/ヴィラバドラーサナ2は、力強さや集中力が養われるとても素晴らしいポーズの一つと言えるでしょう。その反面、下半身だけに頼るととてもしんどさを感じるポーズかもしれません。
そんな時は戦士のように勇敢さを表現するように、頭を高く保ち、胸にたっぷりと呼吸を巡らせ、力強い眼差しで前を見つめる意識を持って取り組んでみましょう。
あなたも、何かに迷う時、自分を強く保ちたい時、前に進みたい時などこの戦士のポーズ2/ヴィラバドラーサナ2を試してみてはいかがでしょうか。